第1章 碓氷真澄
部屋に入るなり、ベッドに優しくおろされ
私の上に真澄くんが覆いかぶさってきた。
「えっと、真澄くん落ち着こう?!」
真澄「黙って…」
「っん…」
顔が近付いてきて、唇が触れる。
肩を押し抵抗するも、頭の後ろを手で押さえられ、唇と唇が離れない。
啄ばむようなキスを何度も何度も繰り返す。
どうしよう、気持ちいい
息が苦しくなり、空気を求めて口を少し開けたのを真澄くんは見逃さず
「んんっ!」
開けた口の隙間から、舌が進入してきた。
クチュ…
柔らかくて、熱い…
このまま流されるのはまずい…
どうにか抵抗しなきゃ…
真澄「ん…はぁ、監督…すき…」
ちゅっ
耳
鼻
頬
首
キスの嵐は止まず
呼吸は荒くなり
完全に雰囲気にのまれてしまった…