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"Yes, I...

第6章 来たるべき 時が来たりと いふ時に…


沖田side---

あれからどのくらいの時間が過ぎただろうか。

高杉は、毎日毎日やってきては、
オレを抱いていく。


だが、日に日に頭をよぎるのは、
その影は彼ではなく、土方。


バカだなぁ、オレは。
今では思いが伝わるどころか、

彼に愛される資格は、もうすでに失ったというのに…


まだ諦めたくない、
そんな思いが、頭を占領して、

重い鎖となって、自分を縛り付ける。



土方さん…





玉の緒よ 絶えなば絶えね ながらへば
忍ぶることの よわりもぞする
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