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"Yes, I...

第6章 来たるべき 時が来たりと いふ時に…


また子side---

部屋を出てくると、急に力が抜けて、
床にへたってしまった。



…なぜ?


やっぱり私は、彼が好きなのだろうか?



なんでだろう、今まで私は、
身も心も全て、
晋助様に捧げてきたつもりだ。



それを、なぜ今さら、
かき乱されるのか。

そして、なぜこんなにも、
心が張り裂けそうなのか。



考えても考えても、分からない。
いや、
分からないことが、当たり前なのかも
しれない。




…誰も知るわけがない。
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