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"Yes, I...

第4章 思へども 験もなしと 知るものを…


また子side---


久しぶりに船に戻ってきた晋助様は、
なぜか、真選組一番隊隊長の、
沖田総悟を連れて、戻ってきた。



何があったのか…
そもそも、こんな簡単に、
真選組が…いや、その中でも
天才剣士と謳われる、沖田総悟を。

なぜ、こんないとも簡単に、
拐ってくるとは。


考えても、考えても、
答えが分からない。

こうなったら、いっそのこと
武市変…いや、武市先輩にでも、
聞いてみるとしよう。


ま)先輩ィ。なんスか、これ?

武)何って、アナタ、
知らないんですか?

高杉さんが、真選組の沖田総悟を
拐ってきたんですよ、
見て分かりませんか?


ま)あ、そ。
でも、なんでッスか?先輩ィ。

晋助様はなぜ、
沖田を連れてこられたンスか?

敵、ッスよね?



武)私に聞かれても、
分かりませんよ、私には。

ま、私としては、
若いレディの方が、嬉しかったんですけどねぇ。

ま)先輩ィ、そんなところにまで、
ロリコン出さないで下さいよ。

武)だから言ってるでしょう?
ロリコンじゃない、フェミニストです、子ども好きの(小声)。


ま)だーかーら、それをロリコンって
言うンスよ。
いー加減、認めたらどうッスか?



…でも、なんかショック。



私は、晋助様に憧れて、
鬼兵隊に入ったのに。

私は、あなたが好きなのに。
私にまるで、興味ない。



私は、あなたにとって、
「女」なのでしょうか?
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