• テキストサイズ

モデルのボーダー隊員【ワールドトリガー】

第11章 未来


迅「イテテ...レプリカ先生、コレ勢い付けすぎじゃない?間に合ったからいいけど」

物凄い音を立てながら民家に堕ちて来たのは、レプリカに飛ばされた悠一だった。

迅「初めましてアフトクラトルの皆さん。俺は実力派エリート迅悠一、悪いがここから先は俺が相手をする」

悠一がそう言った時、再び空から何かが堕ちて来た。遊真君だ。
今度は黒トリガーに換装した遊真君が、ヴィザに突撃する。

迅「おっと間違えた。"俺が"じゃなくて"俺達が"だった」
俺「悠一、ナイスタイミング」
迅「実力派エリートですから!」
俺「今回、俺は要らないよな?」
迅「うん。明希はC級の援護に集中して大丈夫」
俺「わかった。余計な事される前に移動するぞ!」

そうしてC級や京介たちに呼びかけた時、ヒュースが結晶で銃を作り千佳ちゃんに向けて撃った。が、修君が腕を出したお陰で間一髪千佳ちゃんには届かなかった。

雨「お、修君...!」
三「...大丈夫だ」
俺「少しでも変だと思ったらそれ削れよ。本当は今すぐ削りたいが、そうすると修君がトリオン漏出過多で緊急脱出しちまうからな」
三「すみません...」
俺「気にするな。ほら、行くぞ」

そう言ってC級と修君達に走るよう促して、京介に先頭を任せる。
やはり新型やその他トリオン兵が出てくるが、俺の撃つ炸裂弾で意味を成さない。誰もが順調に本部に向かえていると感じていた。
何度目かの新型投入で俺が炸裂弾を撃つ。しかし、撃った内いくつかが新型に届く迄にキューブとなって地面に落ちた。それと同時に千佳ちゃんが「鳥...」と、前方の建物の屋上を見ながら呟く。
そこに居たのは、淡い光を放つ鳥を自身の周りに纏わせた、青い髪の男性だった。
目が合うと、男性が鳥をこちらに飛ばす。

俺「鳥に触れるな!キューブにされるぞ!!」

咄嗟に叫んで分割シールドを展開し、京介と修君が通常弾を撃つも、全てキューブと化す。
まだ新型も倒し切れていないというのに...!
鳥の攻撃が止まった隙を見て、新型へ向けて炸裂弾を撃って潰すと、今度は魚に形を変えて宙を泳がせてくる。
反応に遅れて、後ろのC級が何人かキューブにされる.....と思ったら、C級に向かっていた魚が相殺された。

出「よぉ藤咲、京介」

声のした方を見ると、そこにいたのはA級3バカと謳われる彼らがいた。
/ 131ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp