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モデルのボーダー隊員【ワールドトリガー】

第10章 侵攻


怒りが頂点に達した鬼怒田さんが、千佳ちゃんの方を向く...と

鬼「そぉかそぉか、千佳ちゃんというのか。凄いトリオン能力だねぇ。御両親に感謝せんといかんよ?」ナデナデ

何が起こった。
鬼怒田さんってロリコンだったのか?と思ったが、近くにいた東さんによると、鬼怒田さんには千佳ちゃんと同じくらいの娘がいるらしい。成程。

「「千佳!!」」
雨「修君!遊真君!」

納得していたら修君と遊真君が駆け付けた。嵐山さんに聞いて急いで来たらしい。そんな2人は、壁に空いた穴を見て驚いたり感心したりしている。

鬼「おいこらメガネ!ちゃんとこの子の面倒を見んか!」
三「は、はい!すみません...」

千佳ちゃんは、試し撃ちに指名されていたもう1人の女の子...夏目出穂ちゃんに凄いね!と声を掛けられていた。

鬼怒田さんが戻った後、今度は俺が遊真君に付き添い、修君が千佳ちゃんに付き添って訓練を見届けていた。
相変わらず、遊真君はどの訓練でも1番を取り続けている。自分の番が終わるとこちらに掛けてくる遊真君はとても可愛い。

空「フジサキ先輩!また1番とったぞ!」
俺「見てた。流石遊真君だ」ナデナデ

褒めてあげると嬉しそうに笑い、次も1番取ってくるぞ!と意気込む姿が本当に可愛い。
次の訓練に向かった遊真君を見送ると、後ろで見ていた京介が俺を呼んだ。

俺「どうしたんだ?」
烏「俺も撫でて欲しいっす」
俺「?いいぞ。こっちおいで」

言われた通り、俺の隣に来る京介の頭を撫でてやる。

俺「後輩指導とバイトお疲れ様。修君はいい感じに育ちそうか?」ナデナデ
烏「うす。まだまだ弱いっすけど考える『頭』がアイツにはあるんで、先が楽しみっすよ」
俺「そうか。いつか俺も戦ってみたいな」ナデナデ

そう言うと、京介の顔がほんの少しだけ緩んだ。初めての自分の弟子と戦うのが楽しみだと言われるのは、師匠として嬉しいのだろう。京介も可愛いところがあるなと、もう1度撫でてやった。
その後、本日最後の訓練を終えた遊真君が戻って来て、トリマル先輩狡いぞと言って俺に頭を撫でるようせがんで来た。

俺「遊真君は甘え上手だな。訓練お疲れ様」ナデナデ
空「いえいえそれ程でも」≡3≡✧

暫くして修君と千佳ちゃんも合流し、2人にもお疲れ様と言って撫でてあげた。
2人とも気持ち良さそうに受け入れていた。
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