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モデルのボーダー隊員【ワールドトリガー】

第18章 喧嘩


修達の所へ行くと、米屋先輩・菊地原・歌川・古寺と話していた。

俺「修」
三「烏丸先輩!来てらしたんですね」
宇「とりまる君、明希ちゃんと一緒じゃなかったの?」
米「藤咲こっち来てんのか!」
俺「明希先輩は諏訪隊に用があるそうなので別行動です」
米「ちぇー。模擬戦したかったのによー」

米屋先輩が不満そうに口を尖らせる。

菊「ねぇ、藤咲先輩ってどんな人なの?僕まともに喋った事無いんだけど」

突然、菊地原が明希先輩について質問して来た。歌川も驚いている。宇佐美先輩はニヤニヤしている。

宇「お?菊っちーも明希ちゃんの魅力に気付いたのかな?」
菊「は?何言ってんの?何であの人に魅力を感じないといけないのさ。しかも何でちゃん付けしてんの?」
歌「あぁ、お前はトリオン体の姿しか知らないんだったな。藤咲先輩は女の人だよ」

歌川がそう言った途端、菊地原が口を開けて歌川を見る。「何言ってんだこいつ」と言わんばかりの顔だ。

宇「菊っちー知らなかったの?てっきり知ってるもんだと思ってた」
菊「あの人が女?どっからどう見ても男だったじゃん」
歌「お前がいなくなってからトリオン体を解除したんだよ。丁度綺麗な月が背に写って、長い黒髪が風に靡いてすごく綺麗だった」
菊「歌川キモイ」
歌「それ風間さんにも言えるか?」
菊「風間さんは別」
歌「お前なぁ...」

話がよくわからないが取り敢えず、菊地原は許さん。

◇◇

*明希視点

京介と別れて諏訪隊作戦室に来ていた。理由は勿論、日佐人君の師匠としてだ。

僕「お疲れ様でーす」
小佐「お、明希じゃん。丁度反省会終わったよ〜」
笹「先輩!見に来てくれたんですか?」
僕「うん。師匠としてちゃんと見てたよ。早速指導してあげる」
笹「ありがとうございます!」

日佐人くんに手を取られ、奥の訓練室へ。途中、諏訪さんと堤さんに「よろしくな」と言われた。
訓練室にて、指導始める。まず、先程のログを見ながら改善点を指摘する。その後、瑠衣に市街地Cのマップを出して貰って模擬戦。偶に諏訪さん達にも参加してもらった。


俺「今日はここまでな。お疲れさん」
笹「はい!ありがとうございました!」

お辞儀した日佐人くんの頭を撫でてやると、顔を赤くしてはにかむ。こんなに純粋な男子高校生初めて見た。

小佐「日佐人可愛いでしょ?」
俺「超可愛い」
笹「!?」
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