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いちご☆恋模様 PART2

第8章 嵐の文化祭 その1


・・・それにしても綺麗な人だったなあ。水泳部の模擬店に行くみたいだけど、もしかして誰かの彼女なんだろうか。あれだけ綺麗な人なら、自慢だろうなあ・・・

ちょうど廊下に鏡があったので、自分の姿をまじまじと見る。・・・子供っぽいなあ、私。制服を着てたからかろうじて中学生と言われたけど、私服だったら小学生に間違われていたかもしれない。
さっきの人みたいに大人っぽくって、背も高ければ宗介さんと並んでもおかしくないのかなあ。・・・キスも簡単にできそうだし。


だけど・・・宗介さんはそんな私がいい、って言ってくれた。それだけでもう十分だ。




「さ!まずは何を食べようかな」



すぐに気を取り直すと、私は再びウキウキした気持ちで歩き出した。
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