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表は次期社長候補裏の顔は夜の帝王様?

第1章 出会い「なんでこんなとこで飯食ってるんだ?



「俺もそこは気になってたんだ!
弁護士と税理士の資格を持っている貴方がなぜかって」
「確かに持ってますが
さすがにこの支社を倒産させるわけにもいかないので
税理士としては潰れるのが目に見えてて
弁護士としても訴える方面にしかもっていけないんです!
残念ですが私の力では!」
「だから違う方法でこの支社を
救いたいとお考えですね!」
「はい!」

吉村が納得したように言う

「俺の考えは人材の首をきることは考えてないんだ!
左遷、あっもとい転勤はあるがな!」
「なるほど!」

笑いながら言う

「で、だ!
話の芯を突くが
松崎総取締は問題のある部署はどこだと
お考えで?」
「営業部と総務部だと思います!」
「総務部もですか?」

おとなしく話を聞いていた朝比奈が
声を出す

「はい!総務部は経理担当も兼ねているので
社内の金の動きは全部把握しております」

松崎総取締の話を聞き川上が聞く

「ということは不正があったとしたら
その総務部でもみ消されいい部分の報告だけが
松崎総取締の耳に届くという事でしょうか?」
「まぁそういう事です」
「ほぅ…人を替えるか総務部を無くすかだな…」
「そうですね」

吉村が俺の言葉を聞きながら
メモを取る

「不正と聞いて驚かないのは
松崎総取締が何かに気付いてるからですか?」

吉村が聞いていて質問をする

「吉村さんさすが鋭いですね!」
「では何か心当たりがあると!」
「ええ!」
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