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表は次期社長候補裏の顔は夜の帝王様?

第1章 出会い「なんでこんなとこで飯食ってるんだ?


考えながら
ネオン街の中に入っていくと
知っているお店の人達が声をかけてくる

「あら!まーくんじゃない
いつも通りいいオトコねー」
「はは!ありがと」

オネェの店のキャストの奴

「あー雅也さんだぁ!
おはよう〜」
「おはよう」

キャバ嬢の子と
挨拶を交わしながら
経営している店に向かい
店の前で従業員に会う

「オーナー!おはようございます!」
「おう!おはようお前
指名客増えたらしいな!」
「いえいえまだまだですよ、」
「この調子で頑張れよ!」
「ありがとうございます!」

そう会話して
店に入り執務室に入り椅子に座る

今日1日の事を振り返り
頭を悩ませていると
ドアのノックの音が聞こえる

「はい?」
「オーナー右京です!」
「幸人も居ます!」
「どうぞ!」

そしてうちのNo. 1の右京(うきょう)
長髪で綺麗な顔をしていて
落ちついてて大人な接客で人気の
あるヤツと
うちのNo.2の幸人(ゆきと)
元気な男の子っていう印象で
ノリのいい同級生みたいな接客で
人気がある2人が
部屋に入ってくる

「雅也さんお疲れ様です
これ昨日の売り上げです!」

売り上げ表を渡しながら言う右京

「ああ!ありがとう」

受け取りながら
言う

「雅也さん!
今日葛城ホールディングスの代表職の
初日だったんですよね!」
「ああ!」

興味津々でキラキラと輝かせて幸人
が聞いてくる

「大丈夫ですか?
疲れた顔をされてますが」
「わかるか?」

顔を見て右京が聞いてくる

「大変そうですね!」
「まぁ赤字の支社だからな!」
「葛城社長も人が悪いですね!」

苦笑いで答える右京

「まぁ次期社長候補ってヤツは辛いよ!
好きで長男に生まれたわけじゃねーよ!」
「で?なんか出会いはありました?
葛城ホールディングスの働いてる人って
綺麗な女の人多いんでしょ?」
「まぁな?」


「オーナー何か悩んでます?」
「まぁちょっと気になる子が居てな!」

幸人は恋バナが聞けると思ったのか
声をかけてくる

「一目惚れですか?」
「そんなんじゃないけど
なんで?って思うような行動してるから
なんか気になるというか」
「んーなんか話しだすと長そうですね
僕お客さんもう来るって言ってるんで
失礼しますね!」
「おう!頑張ってな!」
「はい!」

笑顔で部屋を出ていく幸人
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