第1章 出会い「なんでこんなとこで飯食ってるんだ?
そんな会話を
松崎総取締とした
その日の夜
俺がオーナーをしている店に
向かっていた
ホストの店を持ちたかった俺は
親父に大反対されたが
葛城ホールディングス関係の勉強
をし将来は葛城ホールディングスを
継ぐのが条件だと言われ
それをのみ
店の経営がうまくいっており
35になった今も
その生活を送っている
そして
歩いていると
駅から出てくる愛川くんを
見つけ声をかけようとするが
いま昼用の格好じゃない為
眼鏡も夜用の時はかけない為
気付かれないだろうと
声はかけなかった
だがよくよく
考えるといま22時半だ
なんでこんな遅いんだ?
定時は18時のはずだろ!
どこか行った帰りか?
最寄りはこの駅だし
それはないか!