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表は次期社長候補裏の顔は夜の帝王様?

第1章 出会い「なんでこんなとこで飯食ってるんだ?



「それが残ってる部署ってことか!」
「ええ!そしてその宮本と
パートナーを組んでいたのが
若いが仕事の出来る愛川優菜くんだったんです!」
「ということはその宮本係長が
居なくなって調律がとれていたのが
一気に崩れたわけか」
「そうですね」
「で邪魔なヤツが居なくなって
蟹枝係長って奴がえらそうにしだしたって
とこか!」
「ええ!」

話していた松崎総取締が
悔しそうな表情になる

「そしてその人事で
1番の被害を受けたのが愛川優菜くん
なんですよ」
「被害とは?」

吉村が聞いていたが
ピンときた俺は答える

「……女の嫉妬か…」
「え?」

それを聞いた朝比奈が驚く

「ええ!
そこからイジメが始まったんですよ」
「助けることは出来なかったのか」

松崎総取締はうなずく

「宮本が気にしていました
俺がいなくなってから
彼女を助けてやってくれと
だが我々が彼女に接触しようとしたら
それだけでイジメの原因になるんですよ!」
「………」


仕事出来る人材は
本社勤務可能にしている
社訓のせいって事は
イコール俺の親父のせいじゃねーか

「もう宮本がいた頃の彼女は
もう居ません!」
「でもまだ名簿には残っていますよね!」
不思議に思いながら吉村が聞く
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