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夢幻回廊【弐】裏夢専用(ハイキュー・弱虫ペダル)

第18章 近過ぎたキミ③(及川徹)⚠兄✕妹R18⚠


「『ただいまー!』」

二人揃って開けた玄関
見覚えのない靴が一足
家族の靴に混ざって並んでる

「あれ?誰か来てる?」

『岩ちゃん?の、靴じゃないよね?』

"お父さんの知り合いかな?"
なんて言いながら
リビングのドアを開けると

「姫凪ちゃんオカエリ」

はい?これはユメ?

『嶋田さん?なんで?』

リビングに居たのは嶋田さん

「姫凪も徹も遅い!
何度も電話したのに
二人して出ないで!」

そう言えば図書室で勉強だから
マナーモードにしてたし
デートだから
かばんの奥にしまい込んでたんだった!

『ゴメンナサイ!
図書室でお勉強してたから!
帰りもそのままにしてて…』

「そうそう!集中する為に
オレが図書室選んだからだから
姫凪は怒んないでよ母ちゃん。

で?なんで商店街のオジサンが
この家に居るのさ?
父ちゃんは?」

慌てたままの私を背中に隠して
ニコリと冷たい笑みを浮かべる徹

「こら、徹!オジサンって!
マコちゃんに失礼でしょ!
そのお父ちゃんを
ここまで運んでくれたんだから!」

お母さんが慌てて
徹の頭を叩く
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