第68章 咲く恋、散る恋、芽吹く恋④(宮侑 治)
こんなにアッサリ色々想像出来んのに
俺とお前の未来だけ
こんな真っ暗なんヤバない?
負けフラグ立ちまくりやのに
全然諦めれる気せぇへんの
ヤバいやろ…
サクラの時より
胸が切ない
姫凪との距離が苦しい
なぁ、どうやったら
お前は俺を見てくれるんやろな
同じ顔で同じ部活してるヤツが
あんなアッサリやって退けたのに
俺は…
「アホ…!
そんなん考えてもしゃあないやん
焦んな俺…
焦らせんなや…アホ姫凪…」
グッと落ちそうな涙を堪えて
布団に包まり目を閉じる
全く寝れずに迎えた朝も
グダらんかったんは
お前との約束のおかげやと思う