第68章 咲く恋、散る恋、芽吹く恋④(宮侑 治)
そんなお前を
ほっとかれへんって分かってて
やってんねやったら
「さよか、なら付き合ってや?
俺が寝れるまで」
〈しゃあない、特別やで?
なに話そか?
侑と電話とか改まると緊張するな~〉
「ユックリ決めたらエエやん?
まだ時間あるし…」
チョットお仕置きや。
〈いや、サッサ寝ぇよ?
侑が眠なったら私も寝るし…〉
「ほな、どっちが先に眠なるか
競争やな?」
携帯を耳に当てながら
治から借りた中で
一番気に入ってるシャツに手を伸ばす
〈そんなん私の圧勝やろ
私は普通に眠たいし〉
「ふーん?そうは思えんけど?」
寝られたら困るわ。
いや、目覚まさせんのも楽しいけど、な?