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夢幻回廊【弐】裏夢専用(ハイキュー・弱虫ペダル)
第20章 近過ぎたキミ⑤(及川徹)⚠兄✕妹R18⚠
自分の部屋を通り過ぎ
姫凪の部屋の前で立ち止まる
「姫凪…
…ありが…」
ヤッパリ
「…ごめんね、オヤスミ」
言えないよ
”ありがとう”なんて。
あんなに幸せだったのに
あんなに離さないって
約束したのに
泣かさないって誓ったのに
オレは何一つ守れなかった
涙顔の姫凪が
脳に焼き付いて
最後まで言えなかった
”ありがとう”を悔みながら
猛の隣で眠りに付いた
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