第1章 俺には君だけ【黄瀬】
次の日も涼太に合わず
連絡もとっていなかった
そんな生活が1週間続き、ついには
別れたんじゃないかという噂まで流れ始めた
その日の放課後
「……姫華」
「!?り…涼太…」
友達と雑談していると涼太に呼び出され
あの日と同じ中庭に連れて行かれた
「…久しぶり、だね
どうしたの?」
「…姫華、なんで俺を避けるんスか」
その時の涼太の顔はとても辛そうな
切ない表情をしていた
「そ…それは…」
「俺姫華に何かした?怒らせることした?
それとも…飽きたんスか…?」
「…!!ちが…!」
「ならなんで避けるんスか」