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僕の笑顔の元

第1章 小さな村のサーカス


sideシルビア

一瞬息をするのも忘れてしまうほど無残な光景に
目を見張ってしまう。

少女が冷たい牢の中で倒れていた。
少女の顔は青白く、生きているのか疑いたくなる。
「っ!!大丈夫!!?みことちゃん!!!」

大きく揺さぶるが起きる気配は無い。
息はあるが少女の体は冷たく、嫌な汗が伝う。
「っ!死んじゃダメよ!!!みことちゃん!!」

少女をだき抱え地下を抜ける。
その少女は夢で何度も見た、あの少女だった。
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