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【APH】本田菊夢 短~中編集
第21章 (黒日)泡沫
「お風呂お湯溜まったよー」
「先にどうぞ。私はまだ作業がありますから」
菊の部屋の入り口から顔を覗かせると、パソコンの液晶に向かい合う彼の背中が見えた。
まだパソコンやってたんだ。昼前からずっといじってる気がする。
私は今まで夕飯の下ごしらえをしていた所だった。丁度終わってきりがいいし、先に入るかと息をつく。
「じゃあ先に入るね」
「はいはい」
邪魔にならないよう静かにドアを閉め、着替えを持って私は風呂場に向かった。
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