第3章 再会
冬影は白羽をじっと見ると、頭を下げた
「…スミマセン、勝手な行動して
白羽が一番して欲しくない事をした
連絡もせず、自分で勝手に決めて…
僕はボンゴレに入った
白羽は…人が傷つく事を一番嫌っているのに…
だからスミマセン」
冬影は白羽に謝罪した
そしてSPとしての言葉で言った
白羽はその言葉に微かな苦しさと微かな懐かしさをおぼえた
あぁ…本当に変わらないなと
白羽の中の怒りも消えて、黒いものも白いものに戻った
「…顔を上げてください」
冬影が頭を上げて白羽を見た途端に…
「伏せろッ!」
シュインッ
冬影は近くに居た白羽と海堂の頭を地面に押さえつけた
その上を弾丸が通り抜ける
「冬影…?」
「だから…会いたくなかったんだ」
冬影の叫びに頭を下げていたメンバーは冬影を見た
冬影の瞳には怒りが…あった
しくった…怒りと悲しみで白羽としたことが人に気づけなかったのだ
例えどんなに気配を消しても魂の気でわかる
それなのに…気づけなかった
《お前、何処の手下だ?》
冬影がイタリア語で素早く聞いた
《死ぬ奴に答える必要はない》
《そうか…なら 貴様が死ね》
冬影は2人から離れて袋から何かを取り出した
そしてそれを相手の手へ殴りつけていた
《ッ!?》
《漆黒の翼…って知ってるか?》
《!まさか…》
《そうだ、僕の事だ
悪いが貴様のような下っ端に殺される程弱くないんでね》
冬影がジャラッジャラッと手に持っているものを揺らす
それは鎖鎌といわれるものだった
《僕の大事な人達に手を出そうとした貴様は万死に値する》
冬影は鎖を引っ張って鎌の持ち手を掴み
そして戦闘体勢に入った
「皆を頼む」
白羽にそう言って冬影は相手に向かって駆け出した