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外科医・牛島若利

第3章 オペナース


牛島の大きく太い指が羽音の濡れしきった秘所を行き来して卑猥な水音を大きくさせた。
ヌプっと音を立てそのナカに侵入してきた指を羽音がギュッと締め付ける。それに伴って牛島の固くなったモノがビクリと動いたのが分かった。

「先生っ?もう入れてっ…」

かすれる声でおねだりする羽音に口付けをしながら自身を取り出し数回扱いた牛島は、それを彼女の秘口へ宛がう。
自分の先走りで濡れた先端と羽音の愛液が絡み合いそれだけで全身が痺れるかのように感じた。
いつも以上に興奮が増し、いつも以上に快感が訪れ、いつも以上に求めている自分が新たな一面を見開いたようで、貪りつくしたい欲を押さえきれないでいる。

牛島は一気に最奥まで突いた。

「あんっっんっ」

羽音の嬌声が響くと同時に彼女の身体が弓なりに反りあがる。
浮き上がった腰を両手で支え、何度も何度も最奥を突き続けた。
お互いが絡みあう音と行き来する快楽が全身を支配する。
求めてくる羽音の両手が牛島の腕を思いきり掴み取り、その心地よさを感じあった。

繋がる下半身と絡め合う舌の感触を同時に感じて、どんどん高みへ昇って行く。
彼女のナカの締め付けが強くなり、牛島のモノも最大限まで大きくなり果て、絶頂の時を迎えた。
放たれた欲が羽音のナカに広がり、余韻で奥を打ち付ける感覚に羽音の身体が反応する。
繋がったままの身体で抱きしめあう心地よさに羽音は浸り、彼の胸に顔を埋めた。

時間をおいて、羽音の中から自身を抜き出せば放った欲が彼女のナカから溢れ出て行為の興奮を見せつけた。
眠ってしまった彼女の身体に毛布を掛けた牛島は自分の身なりを整える。

同時になったPHSの音に反応すると、それは五色からの連絡であった。
白衣を纏い、愛しい彼女に口づけを落とし医師牛島は部屋を出る。

彼女が眼覚めるまでには戻ってこようと…。
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