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DIVE TO BLUE 【気象系BL】

第3章 ゚+o。◈。o+゚+o。◈。o+゚+o。◈


【刻印 3】






「ね?気持ちい?

潤くん、見てくれてるよ」



「……」





俺の気持ちを解りきってるこの人は……


どうして、こんなこと?







身体を撫でる掌は


下へ下へと愛撫を続ける





その度にビクビクと震え、

中心に熱が籠る





記憶より乱暴な扱いに




何となく……察した







そうか


これは復讐なんだ






こんな、どうしようもない俺に


智くんは罰を与えてんだ





きっとずっと



我慢してくれてたんだ



父さんへの恩もあるからって……




前に、全てを託した父さんに感謝してるって…話してくれたのを思い出した








「我慢しないでさ……


声出しなよ」






ベルトを抜かれ

寛がされたスラックスに、


ゆっくりと掌が差し込まれる






それなら、と



今まで無抵抗だった身体を、捻らせ、暴れて、


止めろと叫んだ








ねぇ?


智くん




こうしたら、お客様も悦んでくれんだろ?




そしたら少しは、


気が晴れるかな?




押さえ付けられた身体を仰け反らせ、




わざと顔を向けると




涙でグチャグチャな顔した潤が……





俺を見つめてた







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