• テキストサイズ

DIVE TO BLUE 【気象系BL】

第3章 ゚+o。◈。o+゚+o。◈。o+゚+o。◈


【Shout at the Devil 1】





芋虫みたいに転がった身体はガタガタ震えて、



近寄って来た男に、目線を合わすと



ニヤリと笑われ、乱暴に身体を起こされた




後ろ手で拘束されたまま、
生け贄みたいに、男の前に膝まづく








当てられたライトが眩しくて、


思わず目を細めると


グイッと前髪を捕まれ、身体を引き寄せられた





「さ~…始めようか…?」





そう言いながら、ジャケットを脱ぎ


俺の頬を撫で、固定する



噛みつくように唇を塞がれたと思ったら、


同時に舌も入ってきて


巧みな舌遣いに息が上がる



ネットリとした感覚に、不快感を覚えながらも


何度も角度を変え、貪られると、自然に口端から涎が流れた




漸く離してくれても、

こんなの、行為の始まりに過ぎない









俺を買ったらしい男が


ソファーにふんぞり返ったまま


大野さんと楽しそうに笑ってて……





どうして…?って、
自ら来たクセに、縋るように見てしまう






だけど……


直ぐに視界は遮られ、
相手役の男が、俺の顔の正面で、


ベルトをカチャカチャいわせ始めた


その後に続く行為を、
想像出来ないわけがなくて



身体を捻ると、



別の黒服が、後ろから肩を抑えつける





「や…っ…めろっ…あぁ…っ!」





擦り付けられる欲望


抑制される身体


意思とは裏腹に高められる感覚




涙が……ボロボロ溢れ、


夢中で首を横に振る




「…や…っ、ん…」





幾つもの手が、


いろんな部分を刺激して





息も絶え絶えに、


半裸にされると、無理矢理ソレを咥え込まされた




「ん…っぐ…ぁあ…っ」






逃げないように押さえつけられて


絶えず洩れる濡れた声に、プライドをズタズタにされる







その時だった



聞き慣れた声が、



俺の名前を呼んだ








.
/ 168ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp