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MHA短編

第8章 髪を切った彼女と轟焦凍。


美容室を出るとスーパーに買い物へ。
今日の晩ご飯はハンバーグだから……とか
色々考えつつ、必要な物を買う。
流石に重たいものは1人では無理で、
今日は買えるものだけ。



家に帰ると時刻はお昼を過ぎた頃。
軽くお昼ご飯を済まして、
焦凍が帰ってくる前に晩ご飯の支度、
洗濯物、お風呂の用意、その他諸々。

売れっ子な彼は2人で住むには十分過ぎる
くらいのセキュリティのしっかりした
マンションを選んだ。

引っ越し当時は広いお家を見て
掃除が大変だと、心配だったが
お掃除ロボットまで用意してくれて
感謝しか無かった。
だって、本当に広い。

焦凍は私に対して優しいというか
優し過ぎで、過保護で、ヤキモチ妬き。
将来焦凍と結婚して、子どもが出来たら
と思うと過保護が加速しそうだな〜
とか考えて、微笑んでしまう。


楽しい事を考えながら家事をこなし、
そろそろ晩ご飯も出来上がる頃かな。と
思っていたところに焦凍からの連絡。

"遅くなるから先に飯済ましてくれ。
帰ったら食べる。"

"了解。お仕事、頑張ってね。"

連絡をくれるってことは
今は事務仕事で追われているのだろう。
現場の場合は連絡は流石に来ないけど
連絡を出来る時はちゃんとしてくれる。
こういう所、マメというか優しいというか。


1人での晩ご飯は少し寂しいけれど
お仕事だし、仕方ない。
ぱくぱくと食べてしまい片付け。
今日やりたかった事もある程度終わり、
あとはお風呂に入るだけだが
可愛くセットまでしてもらった
今日の髪型を焦凍に見てもらいので
まだ入らない。

1人でテレビを見ながらじっと待つ。
21時になるくらいの頃、
"今から帰る"
と焦凍からの連絡。
私も短く了解。と返信。

事務所から車でだいたい20分程なので
ご飯の温めなど軽く準備をする内に
あっという間に時間が経ち
玄関の方で鍵の開く音が聞こえた。
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