第8章 髪を切った彼女と轟焦凍。
美容師さんが女の人だと知った瞬間、
不機嫌から普通に戻ってくれた。
機嫌が無事に治った焦凍にご飯を
食べてもらい、片付けも終わって
少し2人でゆっくりしてる時、
今日の事を話した。
「美容師のお姉さんがね、髪型変えて
可愛い〜!とか、焦凍がまた惚れちゃうね〜って
言っててさ〜どう?惚れた?」
「惚れるも何も惚れてるぞ」
「………え、、そんな真顔で………」
「他の男がを触ったんじゃねえかって
考えただけで胸が痛かった。
そんだけお前が好きで仕方ねぇ」
「……」
「こんな事お前にしか思わねぇよ。
お前に惚れた責任取ってくれるよな」
「ちょ……まっ!先にお風呂!!」
「あっ!おい!」
自然と押し倒されそうになったところを
ギリギリのところで交わして
私はお風呂に向かった。
危なかったけど、出たら覚悟しなきゃだし
焦凍より先にお風呂入っていいものか…
と少し悩んだけど、今はそんなこと
気にしないでおこうと思い服を脱いだ。