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MHA短編

第7章 再会(轟 焦凍)


今日はお互いオフで、
昼近くになり
いい加減起き上がって、
朝食兼昼食を
2人で用意して食べて
轟くんの家でゆっくりと過ごした。

リビングでソファに座りながら
高校の時の話や、
最近の仕事、身の回り、
のことについて話したりしていると、
あっという間に夕方になった。

夕飯はキッチンを借りて私が作り、
2人で食べた。
轟くんはずっと微笑んで美味しいって
言ってくれて照れてしまった。


夕飯の片付けも済んだところで
そろそろ帰ろうかと思っていると
私のカバンを持って轟くんが現れ、
カバンを受け取ろうとすると
私の手が届かないように
上に持ち上げられた。
何としてでも取ろうと飛び跳ねるが
届かず不貞腐れていると
カバンを持つ反対の手で肩を抱かれ、
驚いて轟くんの顔を見ると
キスをされた。

触れるだけの少し長めのキスが
終わると、轟くんが私の肩に
顔を埋めて「次はいつ会える…?」
って少し寂しそうに聞いてきた。

「次のオフ…来週の水曜だ…
轟くんその日は…?」

「仕事だ…鍵渡しとくから
火曜の晩から
ここに来てくれねぇか?
もし無理なら
水曜の晩でも良い。
ちょっとでも良いから
会いてぇんだ」

「分かった、
じゃあ火曜の晩に来て
水曜はここで轟くんの
帰り待ってるね」

「ありがとな」

そう言って微笑む顔が眩しかった。
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