第6章 猫耳と轟焦凍
焦凍に全て話そうとすると
本気で風邪を引いてしまう。
との事で焦凍が丁寧にドライヤーで
髪を乾かしてくれた。
乾かす間何度か手が猫耳に当たり
ビクッ!としてしまいすごく恥ずかしかった。
乾かし終わり今日起きた出来事を
初めから全部説明しようとした。
私は真剣に話そうとしているのに
焦凍はずっと猫耳を触りながら聞いている。
「陸く、ッ!…がね…私の足を…あッ…
掴んで帰して…んッ、くれな、くて…ァ…
それ、でいつの間にか個性…んあ…発動、
してたみた…んんっ…で、それ…で、わ、私…」
「そうか、なんとなく分かった」
「て、言う…か、ッ焦凍…ァ、さわ、
触り過ぎ…!」
「悪い…がお前がそんな声出すからだろ…!」
「や、え!?ちょ、待って!」
「待てねぇ」
猫耳から手が離れたかと思うと
次は手を腰と膝裏に回されお姫様抱っこをされて
焦凍は寝室へ向かい私をベッドへと転がされ、
服と下着を全部取られた。