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【進撃の巨人】狙われる盗賊【山奥組+マルセル】

第3章 盗賊に狙われる戦士


「ライナー、ベルトルト!行くぞ!!」

「あぁ。」

「う、うん!」

「あたしは?」

「アニはなるべくこのことを広めてほしい。」

「了解。」

そう言って4人は瞬時に行動するのであった。

……この事が広まっていき、盗賊団の耳にも入るのであった。

「……お頭、聞きましたか?」

「……あぁ聞いた。」

獣の毛で出来たソファに座っている顔半分にやけどを負った大男は睨みつける。

「……相変わらず懲りねぇ奴らだな。」

「いっそ懲らしめたらどうですかい?」

「あっちが理解しねぇと意味がねぇ。」

そう呟き葉巻を口にくわえ火をつける。
肺全体に煙を溜め込み一気に上へと吐き出す。

その煙は天井へと登っていき空気に溶け込むように消えていく。

「……ネリア。」

しばらくそれを見つめていたお頭はある少女の名前を呼ぶ。

名を呼ばれた少女は一瞬でお頭の横へと現れた。

『何でしょうか?とっつぁん。』

「誰がとっつぁんだ。」

そう言ってお頭は少女の額にデコピンを食らわせる。

いだぁ!っと声を上げ額をさする少女にお頭は苦笑する。

『じ、冗談ですのに!』

「そんな冗談聞くかよ。」

そう言ってお頭は少女の頭を撫でる。

「……話は聞いてるな。」

『もちろんです。』

「……やれるな。」

『疑問形じゃないっすねwww……痛い痛い!!!』

「……やれるなぁ???ゴゴゴ( ^言^ )ゴゴゴ」

『へ、へい!もちろんです!!全力でやらせてもらいます!!』

「……よし。行ってこい。」

『了解!!』

そう言って少女は一瞬で姿を消したのであった。

「お頭……大丈夫ですかねぇ?あいつ……」

「ネリアの強さはお前でも分かるだろ?」

「確かにそうですけど……」

「心配すんな。……ちゃんと戻ってくる。」

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