第11章 11.矛盾する気持ち
教室に戻るとは光と
なんか話してた。
っつーか、また泣いてるし…
「なに泣いてんの」
『あ、に……っのみやくん』
「付き合おっか」
『は、い?』
「は?さっき言ったのそっちでしょ
俺と付き合うんでしょ?いいですよ」
はい。二宮さん言いましたよ。
言っちゃったよ……
あーあ、面倒だけどしょうがない。
人芝居しますか?
「なに、いや?」
『いや……じゃない、です』
「じゃあ今日から俺の女ね」
『う、うん』
どこまで耐えれるのかね。
二宮さん鬼になってでも、
あんたらに教えてあげますよ。