• テキストサイズ

星に願いを

第11章 11.矛盾する気持ち





泣かせたら殺すからって……

じゃあ離すなよって話であって、




智「あーあ、めいちゃんとこ行こ!」

「……大野さん」

智「んあ?」




帰ろうとした大野さんが俺の声に、
フッと振り向いた。








「俺、のこと好きですよ
っつーか、好きですよ

でも、あなたが心の中にいるんですけど
あいつの心も頭も全部埋め尽くされてんの


そんなんで付き合うって酷じゃないっすか?


その彼女さんも苦しいと思いますけどね」







その言葉には反応せず大野さんは
ゆっくりと屋上から出ていった。






「はぁ…………めんどくせぇ…」
/ 101ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp