第8章 8.魔法の言葉
<パオ~ん!>
相葉「うっわ~!ゾウ!ゾウ!鼻なげぇ!」
動物園に着くなり相葉くんは走って、
ゾウを見に行ってしまった。
私たちもなんとかそれに追い付いて、
光「相葉、単独行動は禁止だから」
松本「その通り
ひかるちゃーん、わかってんじゃん」
光ちゃんの頭に肘を置くのは、
先生に見えないサングラス姿の松本先生
光ちゃんの顔が一気に真っ赤になる。
光「や、めてください」
松本「これ嫌いなの?」
光「…………別に」
松本「じゃあ、いんじゃね?」
なんか、この二人って
異様な空気出しちゃうんだよねぇ
こっちまでドキドキしちゃう。
二宮「、行くよ」
『え、あ、うん』
智くんは今なにしてんのかな?
なんて考えてしまう。
彼女ができたら喋っちゃだめなの?
彼女ができたら一緒にいちゃだめ?
もう……わかんないよ。