第2章 何かあったらすぐ言って 【不二】
次の日
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うるさい目覚ましの音で目を覚ます僕
カーテンを開けて部屋に光を入れると、とても気持ちが良かった
何時だろう?そう思い時計を見る
時刻は午前6:30分
目覚ましの設定時間は朝練の時のままだった
早起きしちゃったな…なんて思いながらリビングに行き自分で紅茶を入れる
起きてくすぐの紅茶は僕の日課だ、今日も美味しく入れることが出来た
フゥ、とソファーに腰をかける
そう言えば今日せいなはなんの教科を勉強したいのかな?
んー、いつも苦手苦手って騒いでる英語と理科かな?
なんて、あと数時間で来るせいなのことを考えていた。と、言うより無意識考えてしまう
勉強のおやつは何がいいかな?せいなはショートケーキが好きだったね買ってこようかな、とか
僕の頭はせいなの事でいっぱいだった
紅茶を飲み終え、その後顔を洗い身支度をし
近所のコンビニに行くことにした
なんで?って?そりゃあせいなの好きなショートケーキとお菓子を買うためだよ
コンビニではショートケーキ二つとお菓子を適当に買った
せいなが来るのは9:30分
現在の時刻は8時30分…あと1時間でせいなが…
今からそわそわし始める僕。
部活が忙しくて二人になれる機会が少なかったから仕方ないよね?なんて自分に言い聞かした