【イケメン革命】月小屋続編◆返還の祭典【R-18】
第7章 3rd Night【エドガー・ブライト】※R-18
Edgar side--------
彼女のような人を、まさしく「無垢」というのだろう。
隠すことのない、素直でまっすぐで、これほどまでにまぶしい存在を、エドガーは知らなかった。
これは
今夜だけの…今夜が最後の儀式だ。
それは、予め指に嵌めた「返還の指輪」が物語っている。
わかっている。この可愛らしい人は、ヨナの婚約者だ。
しかし、今目の前で、嬌声を響かせ蜜をこぼしているのはまぎれもなくレイアで、
彼女をこんな風にしているのは婚約者のヨナではなくエドガーだ。
(朝になったら…夢が覚める。今は、夢の中…)
何度もそう言い聞かせながら、エドガーはレイアの胸に指を這わせて甘い声に耳を傾けていた。
(夢の中だから…明日になれば全て忘れるのだから)
「レイア……気持ちいい、んですね」
意地悪なことも、恋人に言うようなことも、言える。
顔を赤く染めながら、眉根を寄せてこちらを見るレイアが、たまらなく愛おしい。
その愛おしさに、エドガー自身が過剰に反応してしまう。
「もっと…欲しいですか?」
ゆっくりバスローブをはがすと、白く美しい肌が姿を現す。
「あ……エドガー…っ」
(待ちませんよ…)
恥らうしぐさを見せるレイアに構わず、エドガーはそのまま胸元に舌を這わせる。
「あぁんっ……や…ぅ……」
小さく何度も震えるレイアを、丁寧に舐めていく。
敏感な部分を舌でつつき、円を描いていくと、レイアの手がエドガーのバスローブをきゅっと握った。
「ああっ!や……あぁ……っ」
(ヨナさん、こんな思いをしているなんて…本当に妬けますね、でも)
エドガーはわざと水音を立てながら激しく胸の頂を吸った。
「ああぁっ……あ…エドガーっ……や、ぁ…っ」
反射的に離そうとするレイアの手を組み敷き、そのまま愛撫を続ける。
(今夜は……貴女を抱いているのはこの俺です)
抵抗する力をなくしたレイアの腕からそっと手を離すと、エドガーはそのままレイアの脚を撫で上げる。
「んぁ……っ」
「いい反応ですね…好きですよ、そういうところ」
「や……恥ずかし……」
過剰な反応を見せるレイアに、エドガーはくすりと笑った。