第9章 ☆彡.。ミイラとりがミイラに
「ちょ、ちょ、ちょ!待って待って!離して!」
土方「黙れっ!
お前、今回の件お前のことだな?」
「ち、違いますよ〜マヨ、、違った!
副長〜」
土方「違くねぇだろっ!
新選組によく似た黒い服の女!
あのチャイナとお前は馴染みだろ。合点がいく。」
「えーと…」
土方「なんでそこに居た?」
「…だって、銀さんも神楽も新八も死んじゃうかと思ったんだよ…
それにこれは善良な一市民を守るためだもん!」
土方「野郎が攘夷志士だったらどーすんだお前。責任取れんのか?
確かにお前は総悟に並ぶ剣使い。
オマケに夜兎族の力も持ってる。強い。
だがそのために死んだらどーするつもりだった?
それにその力を持っていながら攘夷志士の手助けをしたなんてことになったら…」
「…土方さん…
確かに、桂さんは攘夷志士だよ。
だけど今回は高杉晋助が江戸を転覆させようとしたから
だから桂さんは…戦ってた。
銀さんは、あの人斬り似蔵から人を守るために戦った
だけど一回負けたからわたしが…」
土方「助けたってのか」
「…
土方さん。わたしはね
どんなことがあっても自分が恥ずかしい戦いはしない
間違ってるとも思わない
今回は、神楽たちを守るために戦った
…それだけ」
土方「そうか…
ま、どっちにしろ山崎が調べてくる。
それによっては切る事にもなるだろう
…お前は、その時どう動くんだ?」
「わたしは…
自分が悪だと思ったらどんな相手でも切るよ」
、