第8章 ☆彡紅桜
高杉の船は、桂の部下達の戦艦に囲まれ、攻撃を受けていた。
高杉の部下達は、
狙いは捕獲した神楽の救出かと思い
攻撃を避けようと神楽を船の先端に張り付けた。
だが、彼らの目的は”桂の弔い合戦”であるので、神楽に向けて容赦ない砲弾が降り注いだ。
神楽「ぐはははは!!バカめ!
あんなの私の仲間じゃないアル!騙されてやんの!ぷぷ!」
また子「こいつなに言ってんの?!
ピンチな状況は変わってないっつーの!!」
そんな砲弾の中から神楽を助け出したのは
単身乗り込んでいた新八だった。
新八「お待たせ神楽ちゃん」
神楽「し、新八ぃ!!」
神楽は新八に聞いた。
神楽「こんな所までヅラ探しに来たけど、見つからなかった。銀ちゃんはなんでいないの?」
新八は、何も答えられないでいた。
船内では高杉が岡田似蔵に話しかけていた。
晋助「…桂殺ったらしいな。
おまけに銀時ともやりあったとか
おかげで幕府とやり合う前に、
面倒な連中とやり合わなきゃならねーようだ。
で、立派なデータは取れたのかい?」
似蔵「アンタはどうなんだい、
昔の同士が簡単にやられちまって、哀しんでるの、それとも・・・」
次の言葉を吐く前に、高杉は本気で似蔵に斬りかかっていた。
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