第2章 ☆彡.。煉獄関
銀時「すまなかった。
こいつァ詫びだ。何かあったらウチに来い。サービスするぜ」
名刺を1枚子供に渡して去って行った
銀時は、きっと気付いてた
道信が気付いている事を。
それでも、抜ける事が出来ずにいる事を。
抜けても、抜けなくても地獄。
どちらを選んでも道信の命は危うい橋を渡る道。
いつか、子供達が困る事態になることも
きっとわかっていたんだろう
親もいない子供と居ない銀時が
説教垂れるんじゃなく、~なんだろ。と
相手の心の内を少しつつく
道信が自分を騙す為に覆い被った鬼をはがす、
ただそれだけの〝背中の押し方〟が
まだよく知らない銀時の
銀時らしさ、が滲み出ている気がした
「あのドSバカも
なかなかいい所あるんだね〜」
こんなこと聞かれたら
また詰め寄って来るな〜と考えながら
神楽たちに別れを告げ
屯所への道を1人歩いたのだった
総悟「何か良い収穫はありましたかィ?」
「ま、ボチボチですよ…」
総悟「そうですかィ。
ま、何を見たかは聞きませんぜェ」
、