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銀魂☆逆ハー

第7章 少年はカブトムシを通し生命の尊さを知る








真選組はイタズラにカブトムシ狩りをしているわけではない。

将軍が大事に可愛がっていた陽の下で黄金色に輝く生きた宝石のような
珍しいカブトムシ〝瑠璃丸〟が逃げたのを捜索していたのだ。

万事屋の3人に奪われては困るし
瑠璃丸を虫質にして金を要求されても困るのだ。


だが、キラキラと光る虹色のカブトムシを
真選組より先に神楽が見つけてしまう。


銀時銀色のカブトムシを
てっきり銀蝿の一種だと思っていたが
真選組の動揺ぶりから高価なカブトムシである事を知り
素晴らしい金づるである事を悟った。

神楽「今こそ先代の仇を打つ時アル!
行くぜ!定春29号!!」

土方「オイ待て!それは将軍の…!!」

銀時「将軍の…何?」

そうとわかれば、銀時も瑠璃丸を無傷で
将軍に返す事に命を賭けた。

たったそれだけの事で、家賃も支払えて、貧乏暮らしとはオサラバできる!

だが事情を知らない神楽は、
瑠璃丸を持って、宿敵沖田に戦いを挑んだ。
近藤局長と土方は、
てっきり沖田がカブトムシ相撲で勝って、
堂々と神楽から瑠璃丸を奪い返すのか思ったが、沖田は馬鹿な子だった。
将軍のペット探しよりも、神楽との対決を優先させたのだ。
そんな勝ちにこだわる沖田が用意したのは〝凶悪肉食怪虫カブトーンキング、サド丸22号〟だった!!!


沖田「凶悪肉食怪虫カブトーンキングサド丸22号に勝てるかな?」


銀時、土方、近藤「そこまでバカなんですけどオォォォ!!」

「…すみません、、止めきれなかった…あはは」

ほっぺをポリポリかきながら
は3人に向けて呟いた











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