第6章 ミルクは人肌の温度で
岡田「いいのかねぇ、侍が果たせぬ約束なんぞするもんじゃないよ」
銀時「心配いらねーよ。俺は律儀なんでね、デートの待ち合わせ場所にも30分前には絶対行ってるクチだから
それにしても敵さんは随分大勢じゃないの」
「こんなにたくさん用心棒雇って…
一体なにしてんだか」
銀時「いいじゃねえか
仕事がたくさんだぜ、警察のさんよォ
だが、、骨が折れる仕事だ
この仕事が終わったら1杯行こうじゃねぇか!」
岡田似蔵は、若いころに病気で視力を失ったが
かわりに鼻、耳、勘が獣並みに鋭くなり
居合いの達人となったのだと言う。
似蔵は、人が死ぬ瞬間に”見せる”ボワッとしたキレイなモノを見ることを楽しんでいるうちに”人斬り似蔵”と呼ばれるようになっていた
銀時「人斬りなんぞができる奴は、人の痛みもなにも目ェつぶって見ようとしねークソ野郎だけだ。
オメーには結局何も見えちゃいねーよ。来いよ、頭叩き割ってやらァ」
盲目の人斬り似蔵が、銀時と刀を交えた。
似蔵の見えない目に写った敵は、片腕が斬り落とされ、その肩から血が噴出してぶっ倒れた。
岡田「こいよと言うから行ったがね、ちと速過ぎたかねぇ?」
銀時「どうしたぁ?俺が死ぬ幻覚でも見たかよ?」
似蔵は驚いて、再度刀を抜いて、愕然とした。
刀身がポッキリと折られているのだ。
まさか、最初の一撃で既に俺の刀は!?似蔵は愕然とした。
銀時「抜き身も見せねぇ俊足の居合いが仇になったな。
だから言ったろ、お前にはなんにも見えちゃいねーって、もうちっと、目ん玉見開いて生きろタコスケ!!!」
「…ったく!邪魔くさいっつーの!」
銀時と敵を倒し切った。
銀時「ー。怪我はねぇか?」
「ないよ。銀さん、こっち来て。応急処置するから。」
銀時の応急処置を終えるとと銀時は
先に向かった神楽たちを追う
、