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銀魂☆逆ハー

第6章 ミルクは人肌の温度で





病弱で寝てばかりの勘太郎は


勘太郎「だったらいっそ俺は何もいらないからさ…そーさなー…蝉にでもなりたいね…」

お房「蝉?

勘太郎様、蝉になんかなったら1週間しか謳歌できませんわ」

勘太郎「良いんだよそれで…
だってあんなにはらいっぱい気持ち良さそうに鳴いてるだろ?」


この浮世を一週間しか生きれなくても、その一週間を腹いっぱい気持ちよく鳴いてみたいと言う。

それから二人は駆け落ちし、
貧しいながらも泣いたり、笑ったりの日々を過ごしたが
勘太郎の病気の悪化でその日々も終わりを告げた。


病気の一人息子を連れ出され、
死期を早めたお房に、父親の勘兵衛は怒りに怒った。

そして勘太郎の死後、唯一の後継ぎとなったお房の子
勘七郎を奪い取ろうとした為、
お房は勘七郎を一時的に万事屋に預けた、というのが、事の流れであった。

上階で神楽達が暴れる中、

銀時「社長にあわせろ」

と現れる
だが、アポを取っていないと追い返されそうになる
仕方ないので、勝手にエレベーターに乗り上へと向かう

上階では、新八達が用心棒に見つかり、取り囲まれていた。
そこに現れたのが、勘七郎をおぶった銀時であった。


銀時「アッポウ」

勘七郎「アポ」








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