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銀魂☆逆ハー

第5章 ☆彡エリザベス救出






巨大な妖犬と化した定春は、家を破壊して抜け出すと
江戸の町を走り出した。
妖犬化してからは、神楽の制止を聞かない。

神楽は、暴走する定春の尻尾につかまり

神楽「どうしよう、銀ちゃーーん!ー!」

その銀ちゃんと新八とは、
美人双子姉妹の巫女、「阿音あね」と「百音もね」、
そして二人のペットで、定春とそっくりな風貌の犬の「狛子」の訪問を受けた。

美人双子姉妹「初めまして、あなた達にあの巨大な犬を預かっていただいていた者です」
と自己紹介した

二人が言うには、この大地の下には
〝龍脈〟と呼ばれる星のエネルギーの奔流があり、
そのエネルギーが地上に噴出あるポイントを〝龍穴〟と言う。

古来より、龍穴の上に国を興せばその国は栄えるといわれ、中でも最大のものを〝黄龍門〟と言い、
その守護神が2匹の狛神(いぬがみ)であった。

江戸の黄龍門は姉妹の先祖から
代々神殿を建てて守ってきたが、天人は神殿を立ち退かせて、そこにターミナルを建ててしまったのだと言う。

惑星国家間の転送装置は、龍脈の力を利用して稼働している。

守るべき黄龍門を失った狛犬のうち、
やたらでかい定春だけを、飼いきれなくなって捨てた(預けたともいう)のだった。

でも…〝儀式〟もせずに覚醒するなんて、と姉妹は首を傾げた。
儀式とは、狛神に”紅い果実”と”山羊の血”を与えて力を開放させるのだと言う。

銀時は心あたりがあった。”いちご”と”牛乳”だ

銀時「いちご…」

新八、「牛乳…」

姉妹と銀時、新八は、大江戸ドームで暴れる定春と神楽の元へと急いだ。
だが我を失った定春は、新八に襲い掛かろうとして、銀時がそれを止めた。

銀時「定春ぅ、おいたもたいがいにしなさいっ!!!」


だが定春に止まる気配はない。
いつもの銀時なら反撃できたのだが、銀時の目にその妖犬はかわいいペットの定春で、定春に剣を振るう事ができず、銀時は定春の爪にかかった。









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