第5章 ☆彡エリザベス救出
神楽宛てに、父こと星海坊主から手紙が届いた。
その知らせをうけは万事屋へと足を運んでいた。
「いちごミルクなんて定春に飲ますの辞めなよー。」
神楽「定春はこれが好きアル
さ、読むアル」
手紙には、お父さんは毛根は死滅したが身体は元気なこと
最近はどこだかの星の帝国と反乱軍の戦いに巻き込まれて、忙しくやっていることなどが綴られてあった。
P.S 神楽ちゃんが飼っていた犬な、あれとんでもない化け物だからすぐに捨てなさい。
神楽がP.Sを読もうとした時、定春が突如巨大化した為、
神楽は手紙を最後まで読めなかった。
自分が巨大化したとは気付かない定春は、
じゃれて神楽と新八を咥え込んでしまう始末。
「え、ちょっと待ってなんで…」
酒を飲み過ぎて二日酔いで帰った銀ちゃんは、その様子を見て、自分は酔っているんだと思った。
だが、定春巨大化はまぎれもない現実だった。
だが、暫くすると今度は屋根を突き破るデカさになり、
江戸は連日ワイドショーで大騒ぎし、
飼い主である万事屋の3人が責められていた。
「マナーの守れない飼い主に、ペットを飼う資格はない」
銀時は世間に「犬を捨てればいい」と言われて反論した。
銀時「バカ言うな。途中で放り出すくらいなら、
最初から背負い込んじゃいねーさ。どっか広いトコにでも引っ越すか」
ペットを見放さないのは、神楽も同じであった。
神楽「定春がどんなにデカくなっても、私が定春を護ってあげるからね」
と定春に寄り添った。
だが、そんな神楽達に、街の人々は冷たった。
巨大になりすぎたペットは危険だ、妖怪は殺してしまえ!!と定春に石を投げてきた。
神楽は必死に身動きのとれない定春を護って、この額に投石を受けて負傷した。
「神楽!!
ちょっと待ってよ!わたしは新選組、警察よ。
次こんなことしたら傷害罪で逮捕しますよー」
大好きな神楽が傷つけられたのを見て、定春は怒った。
そして、怒った定春は、本物の巨体妖犬へと変貌するのだった。
「あわわわ、待ってこれは待って1人じゃ無理…
ドSバカぁ…マヨネーズ…ゴリラ…助けてぇ」
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