第4章 ☆彡星海坊主
銀時が消えたとほぼ同時に現れたのは、
央国星のハタ皇子と付き人を連れた定春と新八だった。
新八「どうせ来るとわかってたけどね、天邪鬼が」
このハタ皇子の登場に警察側は動揺した。
ハタ皇子を爆破するわけにはいかない!
だが、警察庁長官松平片栗粉はちがった。
松平「えーと、爆破のスイッチはこれかぁ」
まっちゃん砲の発射ボタンを押したのだ!!!
松平には時間がなかった。5時からは娘のお誕生日パーティが始まってしまう。
まっちゃん砲にエネルギーが充填されていく。
神楽は一人、真っ暗な闇の中で眠っていた。
そんな闇の中で、神楽は声が聞こえた気がした。
銀時「神楽、起きろ。ほーら、酢昆布食べちゃうぞ~」
それは、銀ちゃんの声だった。
「あ〜。酢昆布美味しいな〜
神楽ちゃーん。起きないと全部食べちゃうよ〜」
それは、の声だった。
5分後、神楽は酢昆布を取られた怒りのパワーにより、
自力でエイリアンの中から飛び出してきた。
この状況で神楽を信じ、飛び込んでいったことも、
深い混沌の中に眠る神楽の意識の奥にその声を届けたことも、
そして意識朦朧の神楽が
エイリアンの核を突き破って出てきたことも。
星海「…そうか。
は故郷でも…地球でも神楽を…
あの銀髪も…
2人とも神楽を信じていたんだな」
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