第4章 ☆彡星海坊主
エイリアンに神楽を拉致された3人は
エイリアンを斬って斬って斬りまくったが、増殖再生してくるエイリアンに効き目は少なかった。
左手は喰いちぎられ、銀時の右手は負傷し、
じょじょにエイリアンに囲まれ、
背中合わせになるまで追い詰められた時、銀時に聞いた。
星海「てめーのハラが読めねぇ。
神楽を突き放しておいて、
何で来た?なぜここまでやる?」
銀時「何でここにいるのか、
おれが聞きてーくらいだよ。
安心しな、ガキを連れ戻すつもりはねぇが、
…あいつを死なせるつもりもねぇ」
父は、ククッと笑って納得した。
「2人とも不器用過ぎるんだよ…」
星海「おい。お前も死ぬなよ」
銀時「お前のことも死なせるわけには行かないんでね」
だが、その時エイリアンが大きく蠢き、
拉致していた神楽を〝核〟へと取り込み出したのである。
しかも、警察は江戸の平和の為に、
取り込まれた神楽一人の命を犠牲に、
大型砲弾「まっちゃん砲」をぶっ放ってエイリアンとの戦いにケリをつけるつもりであると言う。
至急避難するよう警察からの避難勧告が鳴り響く。
星海「行け。あんたを巻き込むわけにはいかねぇ。
情けねぇもんだな。
最強と言われながら娘一人、
家族一つ守ることも出来なかった。せめて最期は娘と一緒に逝かせてくれ」
銀時「お父さんよぉ、あんた自分のガキ一人
信じることができねーのかい。
神楽がこんなんで死ぬタマだと思ってんのかぃ。
5分だ。俺のことを信じろとは言わないが…」
、銀時「神楽の事は信じってやってくれよぉ!!」
そう言うと、自らエイリアンの中心部へと呑み込まれて行った。
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