第13章 ☆彡ヒツジ数えるの自体に夢中になる
その時、一台のパトカーが屋敷の前で止まり
土方「おい、てめーらこの屋敷の関係者か?」
ミツバ「と…十四郎さん…」とつぶやいて倒れた。
「ねぇちゃんっ!ちょ、銀さんっ!どうにかして!」
山崎「…ようやく落ち着いた見たいですよ。
体が悪いとは聞いていたけど、俺らが思ってる以上なんでしょうね」
「グスッ…お姉ちゃん大丈夫なの…?」
銀時「泣くな。
そしてそちらさんはなりゆきじゃ無さそうだ。
面みただけで倒れちゃうとは余程の事があったんじゃねぇの?」
土方「お前には関係ねぇ」
銀時「すんませぇぇえんっ
男と女の関係にクビ突っ込んなんてヤボでした
ほんとすんません… 」
「ぷぷぷ、ダメだよぉ
副長意外と照れ屋さんなんだからぁ」
土方をバカにしていると、暴れはじめ
そこに、この屋敷の当主でミツバの婚約者の蔵場当馬が挨拶にやってきた。
蔵馬「真選組の方ならば、ミツバの弟さんのご友人で?」
沖田「友人なんかじゃねーですよ。
土方さんじゃありやせんか、どのツラさげて姉上に会いにこれたんでィ」
「そ、総悟…土方さん…」
土方は何も言わずに、山崎を連れて立去った。
帰る途中、ミツバが寝ている横を通った時、チラリとミツバの姿を目の端で見ただけで、ミツバに声をかける事はなかった。
総悟は昔から土方が気に入らなかった。
せっかく出来た近藤道場という自分の居場所に、
土方が入り込んできた時から、気に入らなかった。
土方は生意気で、あいつが来てから近藤さんはあんまり自分に構ってくれないし道場に行きたくなくなってた。
だけど、土方は自宅にまでやって来た。
土方「沖田先輩。稽古の時間す」
沖田「てめー!なんで人んち来てんだよ!」
近藤さんに沖田を連れてくるよう頼まれたからと言って
沖田の居場所にズカズカと入ってきては、総悟の大切な人を惹きつけていく。
沖田は、ミツバがクスクスと楽しそうに笑う顔を見たのは久しぶりで、土方が気に入らなかった。
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