第13章 ☆彡ヒツジ数えるの自体に夢中になる
その頃、土方は山崎を連れて
港で密貿易の船を監視していた。
山崎はミツバの差し入れた激辛せんべいを土方に差し出す
土方「ブバァァァァ!!
んがァァァァ!なんじゃこりゃァァァァ!」
山崎「差し入れです。ミツバ殿から。
副長、なんで会われなかったんですか?
ミツバ殿、結婚するらしいですよ。
相手は大貿易商とかで…玉の輿ですな」
土方「大体なんでアフロなんだよっ」
その夜、3人でミツバを婚約者ののお屋敷まで送って行く。
ミツバ「今日はありがとうございます。
坂田さんも、ちゃんも。ありがとう」
「楽しかったよ!また遊ぼうね!」
銀時「あぁ、気にすんなよ」
そして別れ際、ミツバはようやく聞きたかった事に触れた。
ミツバ「あっ、そーちゃん…あの…あの人は」
沖田「野郎とはあわせねーぜ。
今朝も何にも言わずに仕事にでて行きやがった、薄情な野郎でィ」
とだけ言い残して不機嫌そうに帰って行った。
ミツバ「ごめんなさい、我がままな子で。
私のせいなんです。幼くして両親を失くしたあの子を甘やかしてきたから、身勝手で頑固で負けず嫌いで…そんなだから昔から一人ぼっち。
友達なんて一人もいなかったんです。
近藤さんに出会わなかったら、今頃どうなっていたか。
今でもちょっと怖いんです、あの子、ちゃんとしているのかって
本当はあなたたち、友達や彼女なんかじゃないんでしょ?」
銀時「あいつがちゃんとしてるかって?
してるわけないでしょ」
「うんうん。してないよ。」
銀時「仕事サボるはSに目覚めるは
不祥事起こすわSに目覚めるは。
友達は選ばないと行けないよ?俺みたいのと付き合ってたらろくなことにならないぜ?オタクの子…
それにこんなのと付き合ってたらもっとやばいことになるよ?」
との頭をグリグリしながらミツバに伝える
ミツバ「ふふっ、おかしな人。
でも…どうりであの子が懐くはずだわ」
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