第13章 ☆彡ヒツジ数えるの自体に夢中になる
"ドS王子総悟"の替わり様に、真選組の連中は驚いたが、幼い頃から姉弟を知る近藤局長は笑っていた。
「局長…あれ、なんなの」
近藤「男にはああいう鎧の紐解く場が必要なんだ。
特に総悟のように弱みを見せずに片意地張って生きてる奴ほどな」
山崎「わかりました。今回は見なかったことにします。
もわかっただろ?」
「…」
姉弟が喫茶店で話をしているのを
コソコソとまたのぞき見ている新選組の隊士達。
隊士「ぼっ、僕だってよっ!」
ミツバの口からでてくるのは、総悟の心配だった。
ミツバ「みなさんと仲良くやってる?
イジメられていない?お友達はできたの?彼女は出来たの?」
沖田「…大親友の坂田銀時と、
彼女のです。」
、銀時「なんでだよっ」
沖田「旦那ァ、友達ってのは今日からなるものじゃなく
いつの間にかなってるものでさァ
、お前は元々俺のもんでさァ」
沖田は姉を心配させまいと
チョコレートパフェ3つを条件に、偽装親友を銀時に頼んだ。
は好きな物を頼んでいい条件で彼女役を頼んだ。
「おねーちゃんは、肺が悪いんだね〜早く治るといいネ」
ミツバは「そーちゃんがお世話になっているお礼に
おいしい食べ方をお教えしようと思って」
と、銀さんのチョコレートパフェにタバスコ1瓶をドボドボとかけて勧めた。
そして見事食べ終えた銀時に巻き込まれまいと
は無言でひたすら食べ物を胃に収めた
「…わたしじゃなくて、よかった…」
、