• テキストサイズ

銀魂☆逆ハー

第11章 ☆彡.。そういう時男は黙って赤飯






新八「このチャンスを逃すわけにはいかない!
長期戦になれば実力差がモロに出る、この勝負・・・ここで一気にカタを!!!」

だが九兵衛の手の刀を銀時が弾き飛ばし
新八の手の刀は敏木斎が弾き飛ばした。

新八、銀時、九兵衛、敏木斎の4人が、2本の刀をその手に執る為に飛び上がった。

刀を手にした者が、この勝負を制す。
刀を手にしたのは、銀時と九兵衛の二人であった。

九兵衛は宙で体制を変えると、丸腰の大将・新八を狙い、
銀さんは宙で体制を変えると、丸腰の大将・敏木斎を狙った。

九兵衛「僕が新八君をを斬るが速いか
君がおじいさまを斬るが速いか。

神速を謳われる僕の剣に挑もうと言うのか!」


だが、九兵衛は新八を狙ったフリをしただけで
新八を狙って隙が出来た銀時を狙っていたのだ。
九兵衛の刀が、銀時の胸の皿に届きかけたその時
銀時に一瞬〝白夜叉〟の顔がのぞいた。

銀時は読んでいたとばかりに体制を変えると
その回転に乗って九兵衛の胸の皿を、トンと軽い力で割った。

斬り合いを見ていた敏木斎は
背後から銀時にしがみつく

敏木斎「一瞬で九兵衛のハラを読み、その皿を割るだけにとどまらず
木刀を2本取り戻すとは見事。
だが言ったはずじゃ、この戦い荷物を抱えて勝てる程甘くはないと!!!
最後まであの小僧に拘ったのが、ぬしの敗因。何をそこまでこだわるの…」

そしてそのまま銀時を灯篭に叩きつけ胸の皿を割った

だが敏木斎が着地したその時だった。
灯篭の窓から、刀を構えた新八が爺さんの皿を狙って飛び出し

銀時「いけ、新八」

敏木斎「…ごめん、負けちった」









/ 136ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp