第11章 ☆彡.。そういう時男は黙って赤飯

「ハッ、貰い受ける…？何言ってんのほんと…」


土方「ふざけた事を言いやがる。
オイ、メガネ。どうやら俺達はとんだ茶番に付き合わされていたようだぜ

…こいつ、女だ」

「じゃなかったら…土方さん負けないでしょ
バカにされて、たんだよ」

新八「女って、どうゆうことですか？」

お妙「九ちゃんは身体は女、でも心は男の子なの。女の人しか愛せないのよ」


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ちょうどその頃、銀時と敏木斎の戦いの中でも
九兵衛の性別について触れられていた。


敏木斎「人の恋路を邪魔するヤツは馬に蹴られて死んじまえってな」

銀時「ふざけんな」

銀時は九兵衛が女であることを初めから知っていた

新八は、このふざけた話に憤り
同姓であることを知って嫁ぐと決めたお妙も責めた。

敏木斎は、九兵衛がああなったいきさつを銀時に話してきかせた。

柳生家の家督は代々男が継ぐと決まっていたが
当主輿矩の妻は、女の子を産んですぐに亡くなってしまった。

後妻に男子を産ませたなら
生まれた女の子の立場がないと考えた敏木斎と輿矩は
女の子に〝九兵衛〟と名づけて強い男子となり
柳生家の跡取りとなるよう厳しく育てた。

この事実を知るのは、柳生家の中でもごく一部に限られた。

幼少期、本当は女の子で
よく泣いた九兵衛は、近所のワルガキから「オカマだ、女みたいだ」と言ってはからかわれ
そんなワルガキを退治してくれたのが、お妙だった

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