第2章 ☆彡.。煉獄関
それを黙って聞いていた銀時は、
子供が差し出した〝ドッキリマンシール〟を手にした。
銀時「おいガキ!これはレアモノじゃねーか!
俺ァコイツの為なら何でもやるぜ。
後で返せってっつってもおせーからな」
と子供達に言うと、外に向かった。
土方「ここまで来るとバカだな、死ぬぜ」
と出ていく銀時に声をかけた。
銀時「行かなくても俺ァ、死ぬんだよ。
俺にはなァ、心臓より大事な器官があるんだよ。
そいつァ見えねーが、
確かに俺のドタマから股間をまっすぐブチ抜いて、
俺の中に存在する。
そいつがあるから俺ァ、まっすぐ立って、歩いていける。
ここで立ち止まったら、そいつが折れちまうのさ。
…魂が、折れちまうんだよ」
と言って、土方の横を通りすぎた。
新八と神楽も、子供達の宝物の中からそれぞれ1つずつお気に入りを取り出すと、それを持って銀さんの後に続いた。
沖田「まったくバカな連中ですね。
こんな物の為に命をかけるなんてバカそのもの。
…すまねぇ土方さん、俺もまたバカなもんでさァ
。お前もバカなもんでさァ」
と言ってひげメガネを持ってと出て行った。
土方「おい!までなに考えてんだ!」
後に残った土方は、バカ5人に頭を抱えた。
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