第11章 ☆彡.。そういう時男は黙って赤飯
第三厠の戦いは
近藤と東条を亡くし、銀時と敏木斎の一騎打ちという、第三ステージへと突入した。
銀時「紙のかの字もねーよ」
と嘘ぶいて財布の中の千円札を手に悩んでいた。
敏木斎「紙のみの字もねーぞ」
と嘘ぶき、柳生家に伝わる秘伝書を手に悩んでいた。
銀時「だーかーらー!
ねーって言ってんだろォ!」
2つの個室から鬼人の如き2人が飛び出してきた。
―――
別の森の中では、土方と九兵衛の対決が繰り広げられていた。
確かに九兵衛は強かったが、
それだけでは説明のつかない「差」が生じていた。
戦いにおいて、剣に迷いのある者は負ける。
「わ、相変わらず早い」
土方の迷いを指摘し、
戦いにならない九兵衛はへと剣を向けた
土方「おい、そいつに手ェ出すな。
お前の相手は俺だ」
だが九兵衛に対する"違和感"が"確信"へとかわった土方は…九兵衛に負けた。
「…土方さん。なにやってんですかほんと。
はー、それにあなた…」
―――
敏木斎vs銀時
敏木斎はその見た目と違って
さすがに柳生流を背負っただけの事はある身のこなしと剣術を有し
銀時と互角、いや地の利と歳の功で有利かに見えた。
敏木斎の攻撃をギリギリで交わしながら、逃げる銀時。
次第に銀時は追い詰められていた。
銀時「ちょこまか動くなジジィ!
綺麗に皿割ってやろうと思ったのによォ」
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